次回企画展のお知らせ

荒川尚也さんの個展は終了しました。
只今の期間はcloseさせて頂いております。
次回は5月7日より丸山正さんと華雪さんの二人展『黒物着と書』
長野の丸山さんのアトリエ、マルファクトリーで生まれた、
華雪さんとのコラボレーションによる作品も並ぶ予定です。


2010.5.7Fri-5.13Thu
作家在廊日:7日(金).8日(土)/OPEN 11:00 ー 18:00/会期中無休

丸山正の黒物着は、若い者から老人まで出逢った者を魅了して来た。
巻きつけられたモデルは、グングン自己が変化していくことに気づき、美しくなっていく。
それは傍らにいてドキドキものであった。
いま東京での生活を断ちきって、長野の山あいの寒村に入って3年目になる。
己を見つめ、いためつけ、見出すべきものを探しているのか――。
自然との対峙が人に深化をもたらすことだろう。
そこが今回のたのしみ。

彼に紹介された華雪は京都で書家になった後、
東京に在住して、どう変化していったのだろうか。
著書「書の棲処」をいただいた。白という字は、
もともとしゃれこうべが日に晒され白くなった様子を指す、と初めて知った。
そのことが、彼女の刻むように書く、一文字、一文字から感じられる。
何度か現場に立ち合いながら、次はどうなっていくのか、好奇心をかきたてられて来た。

今回は二人のはじめてのコラボレーションである。
長野の山居に在って、何を感じ、カタチにしたのか、
二人の作品を通して、その感性をつかんでみたいもの。

2010.4.23 菜の花  たかはしたいいち

30. 4月 2010 by STAFF
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