赤木明登の漆

2018年7月21日.土―7月29日.日
作家在廊日 21日.22日
定休日25日.水
OPEN 11:00―18:00

トークショー開催 21日(土)
うつわ菜の花にて16時より 参加費無料
赤木明登さんに 「民藝と自分 」というテーマでお話を伺います。
司会 髙橋台一

東京白金台の利庵という蕎麦屋で赤木明登さんと会った。昼間から飲む酒は旨い。 赤木さんは倉敷の隣町金光の出身で、倉敷の民藝館で育ったと言う。一方僕は小田原だけど、高校2年の時に倉敷を訪れて館長の外村吉之介さんに会っていることが、根っこにある。そんな訳で酒も進んだ。飲む速さには負ける。 ダイナミックに動きながら、人と出会い、本も書き、漆でいうところの上塗りという自分の大事な仕事を続けている姿が浮かんだ。弟子がいながらも、好きなように面白い感覚で、この世を渡りながら生きているのでしょうね。 古代中国の梅瓶が、平安時代に日本に入って来て、瓶子になったんだそうだ。赤木さん瓶子の作り方を尋ねたら、壊して中を見なくても、外から見てわかるそうだ。三分割にして中を仕上げてから、漆で繋げるので、2、3年はかかるのだと言う。知らなかった。今回の赤木さんの作品は、近年にない出来だと思う。 ところで、たまたま僕が黒田泰蔵さんを訪ねた翌日に、赤木さんも訪ねていた。工芸家で話が出来るのは赤木君だけだと言ってくれているそうだ。赤木さんの赤と黒の瓶子が来た。僕は黒田さんの梅瓶と並べて展示がしたくなった。赤と白、黒と白、という対比だけでなく、もっと大きな力が動いているに違いない。現代において、それを見られることが凄い。
2018年6月24日 菜の花 髙橋台一

 

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18. 7月 2018 by STAFF
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