種子島焼再考三人展| 中里隆、森岡成好、野口悦士

種子島焼再考三人展| 中里隆、森岡成好、野口悦士
2013年 5月22日(水)〜 5月28 日(火)

会場/日本橋髙島屋 7階 ギャラリー暮らしの工芸
作家在廊日/ ● 22日(水)森岡成好、野口悦士
● 23日(木)中里隆(トークショーのみ) 、野口悦士

●5月23日(木) トークショー 《午後6時より》
中里隆さん、野口悦士さん、菜の花店主高橋台一による種子島焼きにまつわるお話。

 

種子島には、能野(よきの)焼、野間(のま)焼という焼物がありました。明治36年まで、素地土に木灰を混ぜただけの原始的な釉薬ものが多く焼かれましたが、今は窯跡を残すのみとなっております。それを惜しむ志ある島民が、陶芸家で陶磁学者である小山冨士夫さんに相談にいき、その推薦で唐津の中里隆さんに来島を願って生まれたのが現在の種子島焼であります。開窯は昭和46年、小山冨士夫さんによって命名されました。昨秋、菜の花にて、種子島に産する土で、いま一度光をあてての再考として三人展を昨秋に企画しました。今回は場所を移し、髙島屋さんでの三人の競演が実現しました。おもに種子島の西之表(にしのおもて)の岳之田(たけんた)と、南種子町の河内の土を使って、もちろん種子島で焼成したり、各々の地でもマキにて焼成されました。
原料は同じものですが、おのおのの個性が立ち表れてきて楽しんでご覧になれると思います。

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21. 5月 2013 by STAFF
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