《やきものと陶》森岡成好と秋山潤

Ishot0811200952471 森岡成好さんのやきものと秋山潤さんの陶・白磁。やきものと言っても互いに違う世界。進む方向も生き方も。でもどこかでどう人は向き合い、相手を意識し気づかいあい、好きあっていくのか不思議である。
 二人の出会いは私の思いつきで、二年前の韓国旅行でした。私も同行して、やきもの好きの仲間の旅。井戸茶碗とも出会えたし、そりゃ面白い旅でした。おいしい食にありつき、酒を飲み交わした。かつての日本を思いおこさせるような田舎の風景。大邸(テグ)釜山の市場での交渉や安モーテルを渡りながらの買い出し、思い出すたびに蘇ってくるおかしさがある。
 最近、秋山さんの白磁が、すごくモダンさをおびて来た。秋山さんの白磁を気に入った韓国の奇才の手による新築の家の生活も気になるところ。
 森岡さんの焼〆のうつわには、つつみこむようなあたたかさとシャープさがでてきた。高野山の麓、天野の生活のリズムがあらわれでて力を感じる。
おもしろい出会いになると思います。

20. 11月 2008 by STAFF
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