次回展示のお知らせ

 

吉田素子の絵
2020.8.8〜8.16
作家在廊 8日9日15日16日
12日「水)定休

 

この吉田素子さんの絵については、どう言ったらよいのだろう。
今、描いている絵を見ていると、基本に戻ってきているのではないかと思うのですが、実際そうなのかどうかはわからない。だけど僕を気持ちよく安心させる。
シンプルなデッサンに近く、でも単なるデッサンではなく、素子さんの手による独特なセンスが光る。それが僕の心をそそる
傍らに色の壁を置く、帯のような黒い線や、黒の中に白い線をいれて、ある空間をつくっていく。そこに過程や対比が提示されている。刻々と動いて行く絵もあり、静かに佇む静止した絵もある
素子さんの絵を見て、コロナ禍で忘れていたものが蘇って「生きているねえ」というような会話がうまれそうである

髙橋台一

28. 7月 2020 by STAFF
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