神林學 Position
2020.8.22〜8.30
作家在廊日 22日30日
11:00〜18:00
26日(水)定休
神林さんの今回の大きなテーマは、「ポジション」。
コロナの状況も含めて、今現在の自分はどこに立っているのか、自分の姿、精神性を作品で表現しているという。
僕には、それぞれが群像に、それも闘う男達に見えた。
だが「本来1個1個の作品は単体で共通性はなく、独立している。群像ではない。」と神林さんは言う。「そもそも作品に、題名をつけないのは、それによって固定観念を作ってしまうのがこわいからである。自由に柔軟に見てほしい。」
どの作品も、このところ製作して来た作品である。いつも過去に作ったものを、ひきずったり、追いかけたりはしない。1つやりたいものが出てくると、どんどん生まれてくるのだという。
さて、どう置くか、で空間構成が変わっていくのが立体のおもしろさでもある。今回は僕は群像として置いて写真撮りをしてしまった。
作品は見る人の状態やその場の状況、時間や光と影によっても、見え方が変わってくる。
さてあなたには、どう見えるでしょう。
是非来て見て下さい。
2020.8.5
髙橋台一