神林學の彫刻
2021.9.4土~9.12日
作家在廊予定4日(土)12日(日)
11:00-18:00
8日(水)定休
神林學さん、18才から彫刻を始めて今75才。僕と学年は同じである。
もうずっと前から人体の美しさ、不思議さを追い求めている。作っても作ってもどんどん無限に出てくるという。
今回のテーマは?と聞くと「そんな大それたことはないし、今自分がどういう所に立っているか、感じるものを作りたい。」と、返ってきた。
「平面と違って立体は、置く場所、見る向き、光の当たり方と影などによって変わってくる。また、見る人のその時の状況によっても変わってくるし、自由に見て感じてほしい。人は概して答えを知りたがるが、答えはいっぱいある。作品名もそれでつけたくないんだよ。」
神林さんがずっとやってきた「ワイヤーマン」のシリーズ。今回の「サイクル」の中の1体が僕は気に入った。足先で立っていながらデンとしていて、その姿勢にエネルギーを感じる。コロナ禍で元気をもらいたいという僕の願望もあるのかもしれない。
錆の有無など、一つ一つの作品の持ち味も異なる。今回は全長2センチの作品も届くという。
あなたにはどう見えるか。感じるか。どうぞお出かけください。