三原佳子の着物まわり

あけましておめでとうございます

うつわ菜の花
2022年第1回の企画お知らせです

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます

三原佳子の着物まわり

20 2 2 .1 . 1 5 .土 ― 1 .2 3 .日
定休日 19日(水)
OPEN 11:00―18:00

作 家 在 廊予定
15日16日17日2 1 日2 2 日 2 3 日

15日.16日.22日.23日の14時から、
三原さんによる
「着物まわりのご相談と着方のコツのお話」
を開催します。
各回6名さま
(要予約 0465-24-7020)

 

三 原 さ ん と 初 め て 出 会 っ た の は 1 9 9 6 年 頃 で 、高 田 喜 佐 さ ん の 紹 介 だ っ た 。麻 布 台 のビルで、当時伴侶だった丸山正さんと仕事をされていた。そのビルがウナックサロ ンのあるビルだったと今回聞いてびっくりした。その後外苑前に構えた店は、僕に とっては昼間からお酒が飲める素敵な空間だった。多くは剣菱だったというが、お酒 が美味しかったのはよく覚えている。よく訪ねていったもの。 当時から丸山さんの布の一部に穴をあけて周りを刺繍するような目立たないこと を始めていた。技法として、どういうのが良いのか、相談して採用していたという。そ れは京都の華やかではんなりしたものでなく、今も求めておられる「違和感なく特別 すぎず、それでいて美しく存在させる」スタンスに貫かれていると思う。そして好ん で使っておられるのが「切嵌繍」であることが、小裂まで大切に慈しみ使っていくと いう心根の表れでもある。 「日本の布を微力ながら少しでも魅力あるものに変えて、着物や日本の美しさに心 奪われときめくようなものづくりをしていきたいものです。」と、心に決めて生きて いる人なんですね。 僕には難しいことはわからずじまいであるが、三原さんの着物や小さな布ものに 美しさを感じる。三原さんが着物姿には、ほれぼれする。どこか控え目なのに堂々と 着こなしている。写真を見ていると下を向いているものが多いが、どんとして人の心 を落ち着かせる。同時に心細やかな人であることも感じます。
うつわ菜の花
たかはしたいいち

06. 1月 2022 by STAFF
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