加藤尚子のガラス
2026.8.22(土)ー8.30(日)
11:00-18:00
26日(水)定休
作家在廊日
8月22日(土)29日(土)30日(日)


なぜ人間は想像するのか、昨年からその問いを抱きながら制作を続けている。
海を見ていると海面が波立つ、波は揺らぎながら形を変え、私を乗せるボートとなる。ボートは鳥となり、私を開放する。心は想像と共に自由となる。
想像とは希望を見出すためにある行為である。
希望を見出せない事象に出会った時、私は希望を見出す為に想像する。
そして想像した形をガラスに置き換える過程で、私は問いの答えを発見する。
それはいつも、ガラスが教えてくれる。すべてが自分の思い通りにならないことも、自分は何者かということも。
加藤尚子
加藤尚子さんはいつも、考えている。思っていることを書いている二年毎の個展に案内状用の作品を送ってくれる時に、いま彼女が考えていることを記してくれる。それはするどいモノであったり、ホッとする優しいコトであったりはするが、世界の中で、暮らしの中で、彼女は向き合い、考えている。今回の文章を読み、それは「想像」であったのだと知った。僕が付け加えることばは要らないように思う。直接作品からじかに、皆さんに感じてもらいたい。
高橋台一
加藤尚子プロフィール
1996年 女子美術大学芸術学部工芸科 卒業
現在 女子美術大学芸術学部デザイン・工芸学科 准教授
photo/hiroshi yahata
