大平新五の陶と古道具
2022年7月16日(土)〜7月24日(日)
11:00〜18:00
20日(水)定休
作家は全日在廊予定です
以前大平くんの家で信楽の大壺を見た時に、口元の割れが大きいがなかなか良いと思った。彼もとても気に入っていて、今回のメインにしたいと言う。それを中心に全体的な構成もしたとのこと。珠洲の壺も面白い。
僕がびっくりしたのは東大寺の幅のある板である。琵琶湖の船板も良い。古材は他にも結構来るらしく、欅の風化した狭い所にも置けそうな板もあるそうだ。
昔のお寺の銅の雨どいを掛け花に見立てたもの。
白磁の碗。黒くて柄の入っている細長い瓦。共に李朝である。
鎌倉時代の山茶碗、江戸初期の古備前角皿などもある。
大平くんの作品の大壺もある。須恵器から信楽初期へ変わる途中の辺りを狙って、青っぽいビードロのかかる焼きが好きだと言う。他にも粉引のぐい呑と徳利、何度か焼いた焼き締めの瓶子、茶碗もある。
うつわ菜の花 髙橋台一
藤井勘圿の絵画
2022.6.4〜6.12
前回京都寺町の藤井勘圿さんの展覧会で、アトリエで見た時から気に入っていた大きな蓮の絵を、売れないだろうなと、僕が買っておいた。それをどうしても寺に掛けたいというお坊さんが現れた。僕がこの春行ったばかりの岐阜の薄墨桜の近くだという。その絵は10年ほど前から描かれていたもので、よく描きこまれていて紙が古くなってきた故の味も出てなかなか得難いものだった。僕にとっては残念だがそんなふうに絵は売れていくのだろう。人は作品と出会って自分の所に置きたい、あるいは多くの人に見せたいと思う。そこには必ず見た人の感動があってのことだ。そこが良いのだろう。勘圿さんとそのお寺に会いに行ってつくづく思った。
勘圿さんは今とても忙しいと笑う。蓮の作品が次々と収まっていく事で、勘介さんに喜びが生まれ次を生む事に繋がっているからかもしれない。きっと勘圿さんは大きなものをひっぱり出しては蓮を描いているようだ。今回もおもしろそうだ。明日は彼のアトリエに写真撮りに行く。
GW中の営業のお知らせ
GW中の各店の営業につきまして
うつわ菜の花
小田原市南町1-3-12
5月末まで休廊中
菜の花暮らしの道具店
小田原市栄町1-1-7
小田原駅地下街ハルネ小田原内
10時〜20時 無休
4/29〜5/8 企画展開催
早川ユミ「種みたいに土を着る」
箱根菜の花展示室
箱根町湯本351-2
4/29〜5/8 11時〜18時
三上亮の陶とドローイング 5/4定休
ギャラリー京都寺町菜の花
京都市中京区寺町通丸太町下ル下御霊前町633
12時〜18時
4/16〜5/1 藤井勘圿の絵 4/27定休
5/2〜5/6 休廊
5/7〜5/15 三原佳子の着物まわり 5/11定休
ギャラリー京都寺町菜の花の企画
藤井勘圿の絵
ギャラリー京都寺町菜の花
京都市中京区寺町通丸太町下ル下御霊前町633
2022.4.16〜5.1 水曜定休
12:00〜18:00
うつわ菜の花ではお馴染みの勘圿さんは
寺町菜の花の目の前の丸太町通を
西に進んだところにお住いがあります
店主髙橋との出会いも京都弘法市
そして寺町菜の花のある青山ビルの
先々代とは、若い頃にご縁があったそうです
ご縁が重なって、京都菜の花での個展開催です