藤井勘圿の絵

2019年 2月9日.土―2月17日.日
定休日 13日.水
OPEN 11:00―18:00
作家在廊日 9日(土).10日(日).11日(月祝)

藤井勘圿さんの絵は、日本画でありながら、あらゆる素材を用いて、彼独特の世界を築いている。 色が折り重なって、きらりと光る。 一つは花の絵。椿や山茶花や芍薬。御化鶏頭のむくむくと現れ出て来る赤の連なり。 もう一つは、27年間描き続けて来た岩田山の何ともいえぬ猿たち。雪の降る寒さの中でゆったりと動き、春には草木の中に現れては人間を観察し、死んでいく。その姿を、勘圿さんは同じ位置に身を置き、雨にさらされ、紙が破れながらでも、描いて来た。ところが今、外国人観光客の急増で、近づけないようにロープが張られ、今迄のようには描けなくなって来ている。勘圿さんによると岩田山に行くことで、体も心も解放されて、良い絵が描けて来たというのに。 そして大津繪を基に、現代的な視点で自由に描いたモノ達。これはさらっと、あっさり、思いが形をもち、新しい印象を与えている。 菩薩、阿国や歌舞伎、不動明王、達磨、為朝まで――。 この人にかかったら、鳥でも何でも形になり、おもしろいのである。 勘圿さんは、京都にあまりかかわらないで生きているというが、京都だからこそ描けていると、僕は思う。 うつわ菜の花に、お出かけ下さい。
2019年1月21日 うつわ菜の花 たかはしたいいち



リーフレット(PDF)

04. 2月 2019 by STAFF
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