真木千秋展 インドガンガより
2014年1月18日/土 ー 1月26日/日
OPEN11:00ー18:00¦定休日22日(水)
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「手が知っていること」
gangaがはじまってもうじき5 年、私も年
間約半分の月日、ganga工房でのものづく
りに費やしてきました。四半世紀もの間イ
ンドで織ものを作り続けてきて、今も日々
驚かされることがたくさんあります。
工房では手の仕事は無限大で、普通に考え
るとやらならないことやできないことがあ
りません。「手」でやればできることをなん
でもやる、それが工房の姿勢です。畑を耕し、
農作物を育て、その恵みをいただくのとと
ても似ている、おいしい作物をつくる為に
生まれる知恵、器用な手。
経験の積み重ねや手から手に受け継がれる
もの、自然に近ければ近いほどわかること。
手は知っているかのようにうごいている。
染織もまた暮らしの中でどんどん進化し、
毎日素材と向き合い、生かすことでさらに
美しく、心地よくなることを感じます。
そのようにして日々新しい風合いがうまれ
ています。
まきちあき より
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「手」でやればできることをなんでもやる、
それが工房の姿勢です。
手は知っているかのようにうごいている。
真木さんのこの文章を読んで、ものづくり
の枠を超え、人間の営みというものの根幹
に、より近づいているように思えた。
日本で、そしてインドでさえもその手が失
われつつあること、けれども手が知ってい
ること。
そこから生まれてくるものは、本当は大変
なものなのです。
それなのに真木さんを通すと、私でも気軽
に身にまとうことができる。
それがまた素晴らしいことなのだと感動す
るのです。
菜の花店主・たかはしたいいち
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年内の営業は終了しました
伊集院真理子さんのなべ展は終了しました。
年内の営業は終了、新年は、1月18日より営業致します。
2014年の最初の企画は、真木千秋さんの布。
2月には、青山のDEE’S. HALL で、
金塚晴子さん、高橋みどりさん、日置武晴さんとの共同企画
3月12日からは新宿 伊勢丹での暮らしの道具店。
どうぞお楽しみに。
菜の花暮らしの道具店は、年内は30日まで、新年は3日から営業致します。
伊集院真理子のなべ展
2013年12 月14 日. 土 – 12月22日. 日
作家在郎日 14日(土) 15日(日)21日(土)22日(日)
O P E N 11 : 00 ー 18 : 00|定休日 18日(水)
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・伊集院さんの土鍋で炊く美味しいご飯
14日(土) . 15 日(日) . 21日(土) ¦ 各日13時より
土鍋でごはんを炊くのはこんなに簡単。
まずは白いご飯を美味しく炊きましょう。
季節のものを使った炊き込みご飯も伊集院さんがご紹介。
※ご予約なしで、ご参加いただけます。
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12 月、土鍋の季節がやってきます。
伊集院真理子さんの出番です。
この人がいると大変な賑わい。
人の輪の連鎖。
そしてその真ん中には美味しい鍋がある。
人をお呼びした時に、使い込んだ土鍋を出し て味わう喜び。
一人もまたよし。
楽しいひと時を過ごすことができるでしょう。
今回は、土鍋で炊く美味しいご飯を伝授して くれるそうです。
あなたもぜひ、気に入った鍋を選んで楽しん でください。
新しいドラマが生まれるでしょう。本当です。
2013年11月14日 店主・たかはしたいいち
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三谷龍二展 器の履歴書
『日々』に連載されていた 器の履歴書が、1冊の本になりました。
その記念展として、掲載されたうつわをを中心にたくさんの作品が竝びました。
初日にたくさんのお客様がおこしくださり、ほとんどのうつわがお客様の元へ。
「器の履歴書」 出版記念 三谷龍二展
2013年11 月8 日. 金 – 11月17日. 日
O P E N 11 : 0 0 ー 18 : 0 0| 作家在郎日 8日(金) 10日(日)
定休日 13日(水)| 10日(日)は、17時クローズとさせて頂きます。
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・「器の履歴書」
発売中の『日々』32号は、三谷さんがこれまで連載されてきた「器の履歴書」が、1冊の本となっています。出版記念となる今展では、本文掲載作品を、素材のこと、形のこと、三谷さんの暮らしのことなどが綴られた本とともにご覧頂けます。
三谷さんが、「日々」に連載されていた
「 器の履歴書」が 一冊の本になった。
その中でも特に心惹かれた漆塗りの四方皿。 素材は、倒れた楡の木が、土中で千年近くを過ごした埋 もれ木、神代楡だそうだ。
土中の成分によってグレーに なったものを、素材として使い、
10年たった頃に三谷さ んは漆を塗ってみたのだという。
『油分が抜けてカサカサした木の表面に漆は深く浸 透し、桜とは違った、マットな仕上がりの表情に なった』 (器の履歴書 より) 10年かかって、やっとまた出会った。そのこと自体がすごい。
グレーになったものに、黒い漆をかけてみる決意。
これも一つの大きなことだったと思う。 大変な仕事だと思いますが、
そうやって木の命がつな がっていくという可能性を感じます。
文章を通して知る、三谷さんの器への想い、目の前の器 を手に取りながら、一つ一つ味わって頂けたらと思う。
2013年10月25日 店主 たかはしたいいち
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