白磁・黒田泰蔵

2018.3.24(土)-4.1(日)
open/10:00〜18:00

作家在廊日 3月31日.土

定休日 3月28日

黒田泰蔵さんのアトリエに伺った。 そこはいつも美しい。 海岸に面した崖の上の土地。 自分でユンボを動かして庭を整え、石畳を作り、アトリエを建てたそうである。 この上なくシンプルで大きくはない建物が、周りの自然と調和して在る。 ここで黒田さんの作品が生み出されていると、深く納得させられる。 黒田さんの作品は、日本では一般的には西洋的だと言われている。 海外の人は日本的だととらえている。黒田さん自身は、そして僕も、日本的だと思っている。 「なるべく一本の線で終わるシンプルなものが好きなんだね。」 「光も何もないところから、何かを生み出す。ものを作るというのは、そういうこと。」 黒田さんの言葉は深い。 僕が27年かけて追いかけて来た黒田泰蔵さんの作品展です。黒田さんの世界にお出かけ下さい。 尚、会場は箱根菜の花展示室の予定でしたが、近くで見つめ直したいという気持ちにかられ、 急きょ「うつわ菜の花」に変更しました。お詫びします。

2018年2月28日 菜の花 髙橋台一

黒田泰蔵略歴

1946年 生まれる

1966年 カナダの陶芸家ゲータン・ボーダン氏の元で陶器作りを始める   その間、益子の陶芸家島岡達三氏の元で勉強

1975年 カナダの製陶会社SIALにデザイナーとして勤務

1978年 カナダケベック州セイント・ガブリエルにて築窯

1981年 帰国、伊豆松崎町にて築窯

1991年 伊豆伊東市にて築窯 各地にて個展開催 現在に至る

2001年 作品集 “White Porcelain” amus arts press

2015年 作品集 TAIZO KURODA white porcelain 求龍堂 発行菜の花

 

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21. 3月 2018 by STAFF
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