青木亮さんの小壷

昨日は、西麻布の桃居さんで始まっている
今年6月に急死された、青木亮さんの遺作展に伺いました。
作品はすべて完売でしたが、最後の窯となった作品のほか
青木さんが気に入って、手元に置いていらした茶碗などもあり、
青木さんにまたお会いできたような気がしました。

昨年10月に、うつわ菜の花でも個展をしていただきました。
青木さんの地元での初個展でしたので、
毎日たくさんのお友達がおみえになり、
学生時代に戻ったようなお顔で、
楽しそうに語り合っていらっしゃいました。
搬出の日、『今度、藤野へいらっしゃい。良い所だから』
と言ってくださってお別れしました。
でも、私が伺えたのは、青木さんの告別式でした。
本当に良い所で、余計に悲しくなりました。

写真の白磁小壺は、その個展の時のものです。
青木さんが気に入っていらした、大きな壺は、
今、駅前の和菓子の店を飾ってくれています。
年明けには、青木さん、そして親しかった作家の方たちの
お茶碗をご紹介することができそうです。
青木さん、またお会いできますね。

15. 9月 2005 by STAFF
Categories: utsuwa | 3 comments

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