永田砂知子さん
昨晩、小田原の古民家でコンサートをされていた
パーカッション奏者の永田砂知子さんが望月さんの個展に立ち寄ってくださいまし
た。
今春発売された、斉藤哲平さんが鉄を鍛金して作り出す、
波紋音(はもん)と名付けられた楽器を演奏して作られたCDを聞かせて頂きまし
た。
鉄からとは思えない、深く広がりのある音が奏でられていて
目を閉じると、自分が楽器の中にいるような、雨が降るのを眺めているような…。
どんどんイメージが膨らみます。
駅前菜の花の茶房でも、このCD『波紋音(はもん)』を販売することになりまし
た。
パーカッション奏者の永田砂知子さんが望月さんの個展に立ち寄ってくださいまし
た。
今春発売された、斉藤哲平さんが鉄を鍛金して作り出す、
波紋音(はもん)と名付けられた楽器を演奏して作られたCDを聞かせて頂きまし
た。
鉄からとは思えない、深く広がりのある音が奏でられていて
目を閉じると、自分が楽器の中にいるような、雨が降るのを眺めているような…。
どんどんイメージが膨らみます。
駅前菜の花の茶房でも、このCD『波紋音(はもん)』を販売することになりまし
た。

芭蕉布のこと
今から35年前、大学卒業後に就いた仕事を辞め、二十代の店主高橋は、
まだ復帰前の沖縄を、放浪していました。
旅も4ヵ月目に入った7月、村の公民館に泊まろうとしていた彼を
自宅に呼んでくれた親切な男性宅の隣家が、平良敏子さんのご自宅でした。
滞在するうち交流ができ、村を離れる日が近づいた頃、どこのだれとも知らない
工芸の好きな若者に、平良さんはご自身の織った芭蕉布を一反くださったのでした。
長い間、店主が大切にしていた平良さんの芭蕉布は、とても美しい光沢と、
柔らかな透明感、繊維の力強さを感じさせる張りがありました。
その芭蕉布が望月さんの手により、また新しい生命を宿したように思えます。
夜、一人静かに向き合っていたい。そんな作品です
まだ復帰前の沖縄を、放浪していました。
旅も4ヵ月目に入った7月、村の公民館に泊まろうとしていた彼を
自宅に呼んでくれた親切な男性宅の隣家が、平良敏子さんのご自宅でした。
滞在するうち交流ができ、村を離れる日が近づいた頃、どこのだれとも知らない
工芸の好きな若者に、平良さんはご自身の織った芭蕉布を一反くださったのでした。
長い間、店主が大切にしていた平良さんの芭蕉布は、とても美しい光沢と、
柔らかな透明感、繊維の力強さを感じさせる張りがありました。
その芭蕉布が望月さんの手により、また新しい生命を宿したように思えます。
夜、一人静かに向き合っていたい。そんな作品です

小さな間口に大きなのれん
開店時に、望月さんに染めていただいた大きなのれん。
もう一枚の茶色いのれんと交互に、お店の顔として7年間、頑張ってくれています。
夏の暑い日も、薄墨色の布から透けて見える外の景色は、どこか涼し気でした
もう一枚の茶色いのれんと交互に、お店の顔として7年間、頑張ってくれています。
夏の暑い日も、薄墨色の布から透けて見える外の景色は、どこか涼し気でした
