森岡由利子 白磁
2014年7月5日. 土― 7月13日. 日
開館時間 11:00〜18:00 定休日 9日(水)
作家在廊 5日(土)6日(日)
森岡由利子の柔らかな白磁
来年は弘法さんが生まれて、200年になるそうだ。
そんなことがあってか、高野山で5月31日に夢枕貘さんの、弘法さんの朗読コンサートがあり、森岡夫妻と一緒に楽しんできた。
高野山のふもとに天野というところがあり、平らかな豊かな里である。
そこには何とも言えぬ、白洲正子さんではないが、私にとってのかくれ里なのである。
その下に高野口があるのである。
その天野で子を育て、やきものを作るだけでなく、小さな畑で少しづつ、美味しい、必要なものだけを、こつこつつくってこられた。植物を大切に、鳥も昆虫もけだものたちも大切にしてきた。
由利子さんの白磁のつぼは、そういう気づかいの中から生まれ、それを律するようにきれいである。凛として立っている。誰がつくったとも言わせない何かがある。
そしていつも使っている白磁の皿も器もホッとさせる気持ちがあふれている。そんなものたちが小田原にやってきます。楽しみです。
2014年6月19日 店主 たかはしたいいち
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杉本光俊さんの個展 終了しました
次回企画は、少し先の7月5日〜7月13日 森岡由利子さんの白磁展になります。
6月は、箱根菜の花展示室にて 15日〜29日 「井上有一の書」
杉謙太郎さんが会場に 花をいけてくださいます。
http://nanohana-tenjishitsu.com
杉本光俊展 作品
杉本さんは、菜の花のホームページやギャラリーの案内状などのデザインをお願いしているデザイナーさんです。
子供の頃から絵を描くことが好きで、画歴はデザインの仕事より長いそうです。
作品を発表し始めたのは、ここ数年。菜の花暮らしの道具店でも桐の板絵を置かせていたdしています。
今回は、建材のスレート板をカットしたものに、オイルパステルで描いた少し大きめのものも展示しています。
杉本光俊 絵画
2014年5月31日. 土― 6月8日. 日
開館時間 11:00〜18:00 定休日 6月4日(水)
会期中全日作家在廊
「静かで心地よい空気の流れる音が聞こえる仕事。
僕の絵に縁があった人を「幸せ」にできる仕事。
まだまだ定まってはおりませんが、
描きつづける中で一点に向かえればとおもっています。杉本光俊」
― 手紙より抜粋 ―
手紙を読んで振り返り、10年もの時間が杉本さんとの間に経ったことを知った。
絵を描きつづけて、それをとおして、ちゃんと伝えたい思いがあるんだなと感じた。 杉本さんは毎年、菜の花スタッフの一人一人が仕事をしている姿を撮ってくれた。 何ともない一つ一つの仕事を丹念に撮っていった。その映像だけを、毎年の菜の花の新年会 の時に発表して、多くのスタッフに感動を与えてくれた。そのことの大切さを、僕は10年間 味わってきたのです。つづけることの大切さ、仕事の一途さを目にやきつけています。 彼がこれからやる仕事も、そのことを通しての仕事とかわることなく やってもらいたいと思います。
そこに、出会い、感動があるでしょう。楽しみです。
2014年4月28日 店主 たかはしたいいち
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mon Sakata の服 展
モンサカタさんの服が並びました。
みなさんお店に入るなり、わぁ~っと種類の多さに驚かれます。
たくさんの中から、自分の一枚を見つける楽しさ。
元気が出る綺麗な色のカットソーや、
着心地の良い麻
オールシーズン楽しめそうなコットンのコートなど
じっくりじっくりお選びください。
mon sakata 服
2014年5月17日. 土― 5月25日. 日
開館時間 11:00〜18:00 定休日 5月21日(水)
作家在廊 17日(土)
坂田さんからの手紙 「菜の花さんでの展示会も何度目でしょう。
長いお付合い になりました。 展示会を控えていつも、箱根の温泉に泊まって温泉につか りたいと思うのですが、ロマンスカーや新幹線という速い 乗り物で、日帰りが多いな~と、洋服デザイナーという立 場はすっかり忘れ、温泉に思いを馳せてしまいます。
この道37年!この頃は正しく老化し、体にボロが出てき ました。
ポンコツは早く走れないけど、その分ゆっくり窓 の景色を楽しみながら、仕事を続けたいと思います。
洋服 づくりは家の料理づくりとかわらない、そんな感じで、糸 や布とまだまだ遊びたいと願っています。
高橋さんも元気 で、これからもよろしく! 今年も、スタッフと頑張って夏物つくりましたので御覧く ださい。 坂田」
こんなお手紙をいただきました。ありがとう。
僕は何も言えません。 スタッフと頑張って夏物つくりました…とありますが、坂田さんは本当に若いのです。元気なんです。 坂田さんのつくるものは、どこか楽しく、こちらはフト煙にまかれて、おもしろいんです。こんな僕がいて、坂田さんの旦那さんの着ている姿をみて いると、負けちゃう由です。ザンネンです。何十年もお互 いに坂田さんの服を着ているのに……。 小田原で会いましょう。
2014年4月28日 店主 たかはしたいいち
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黒田泰蔵の白磁
2014年4月11日. 金― 4月20日. 日
開館時間 11:00〜18:00 定休日 4月16日(水)
作家在廊 11日(金)13日(日)
作陶を始めて47年。
この22年ひたすら白磁に挑んできた、泰蔵さん。
黒田泰蔵さんの白磁は、この2年で変わってきたように思えてならない。自然体に至る、この数年の経験があったにちがいないと勝手に思っている由ですが、今までとは確かに何かちがう。
うまく表現できないけれど、見ても、さわっても感じてくるものがちがうのです。 何故か、すうっと手になじんだり、びっと精神にふれたりがあるんです。作品がぐーっとせまってくるのです。
梅瓶なぞは特にすごいものがあります。こうやってうまれてくるものにはどこか〈自然〉なるものを感じるのです。
2014年3月31日 店主 たかはしたいいち
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菜の花暮らしの道具店 in 伊勢丹新宿店
菜の花暮らしの道具店 in 伊勢丹新宿店
2014年3月12日(水)ー25日(火)
伊勢丹新宿店本館5階=グローバルダイニング
《イベントのお知らせ》
・3月15日(土)・16日(日) 〈各日1時から〉
【オオヤコーヒ焙煎所 美味しいコーヒーと、カップのお話】
16日(日)には 伊藤まさこさんも来場、オオヤミノルさん、店主高橋と楽しいお話を。
各日とも、コーヒー豆の販売を致します。(数量限定)
・3月22日(土)・23日(日) 〈各日1時から〉
【店主高橋によるお茶のおもてなし】
暮らしにお茶を取り入れましょう。身近なうつわから抹茶茶碗まで、楽しいうつわをご提案します。
コーヒーのイベントにあわせて、「コーヒーカップ 10人100碗」も企画しました。参加してくださるのは赤地健、安藤雅信、、内田鋼一、亀田大介、川口淳、黒田泰蔵、スナ・フジタ(旧ユニット名フジタチサト)、野口悦士、森岡成好、吉田直嗣です。一つ一つ手に取りながら、お好きなカップを見つけてください。
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