陶・内田鋼一

陶・内田鋼一

2 0187 7 . ― 7 1 5 .
定休日 1 1日. 水
作家在廊日 7日
OPEN 1 1 : 00 ― 1 8 : 0 0

久しぶりにつくったという、ホワイトボウルを携えて、内田鋼一さんが現れた。
ホワイトの世界での茶碗もデンと重さがあってしっかりと焼き締められていた。
初期の頃のような、表面のわずかな赤の色、引っかき傷――彼にとっては普通の作業としてやっているが、それが彼の独特の世界になっている。加彩のボウル、その他、鉢、皿、酒器なども作ってくれているらしい。

もちろん茶碗も。
僕が茶碗展を企画してやっていくと、何かに魅かれてか、彼の茶碗を求める人が多い。
過去の茶碗も踏襲しながら、彼の特質が浮かび上がってくるからなのだろう。

今回は茶箱のほか、自分で茶箱を組む人のために、小ぶりの茶碗、茶入れ、振り出しなども、単品で並びます。

彼の個展は常に完売で、手元に作品が無いのも苦しいようだ。それだけ求められているのは、稀有なことだろう。
更にBANKOミュージアムもやっていて、ちょうど9月3日迄は、僕の送ったパナリも展示されている。
他にも頼まれていろいろな分野の仕事もしている。それらも全部、やきものに関係してくると、僕は思う。
それは最終段階でのことだろうが。

2018年6月24日 菜の花 髙橋台一


PDFをダウンロード

29. 6月 2018 by STAFF
Categories: 未分類 | 陶・内田鋼一 はコメントを受け付けていません