●丸山正の黒着物with佐久間裕兒 honoka
2008/12/5fri-12/7sun
open11:00-18:00
会期中作家在廊
丸山正さんは信州の山間の古民家に居て南青山のアトリエを離れての仕事。
季節の変化の深さにたじろぐことなく、自己の本性を見つめてどこへいくのか。
佐久間裕兒さんはタイ・チェンマイでオートバイに乗りながら良くモノを見、木地から器をつくり、漆に取り組む。
HoNoKa 川添さんは今、エメラルドの原石に魅せられインドネシア・バリ島とニューヨークで制作というより、そのままのカタチで提案。
2008年12月
菜の花店主 たかはしたいいち。
《やきものと陶》森岡成好と秋山潤
森岡成好さんのやきものと秋山潤さんの陶・白磁。やきものと言っても互いに違う世界。進む方向も生き方も。でもどこかでどう人は向き合い、相手を意識し気づかいあい、好きあっていくのか不思議である。
二人の出会いは私の思いつきで、二年前の韓国旅行でした。私も同行して、やきもの好きの仲間の旅。井戸茶碗とも出会えたし、そりゃ面白い旅でした。おいしい食にありつき、酒を飲み交わした。かつての日本を思いおこさせるような田舎の風景。大邸(テグ)釜山の市場での交渉や安モーテルを渡りながらの買い出し、思い出すたびに蘇ってくるおかしさがある。
最近、秋山さんの白磁が、すごくモダンさをおびて来た。秋山さんの白磁を気に入った韓国の奇才の手による新築の家の生活も気になるところ。
森岡さんの焼〆のうつわには、つつみこむようなあたたかさとシャープさがでてきた。高野山の麓、天野の生活のリズムがあらわれでて力を感じる。
おもしろい出会いになると思います。
佐藤比南子さんのフェルトワークショップ
15、16日に、1回ずつ開催しました。
フェルトの小さな袋物を作ります。
まずは原毛選び。
好きな色を選んで、比南子さんの説明を聞く参加者のみなさん。
重ねて押さえて重ねて…繰り返すこと12回。
あとはひたすら圧縮です。かなりの力仕事。
そして完成。思い思いの模様が入った一つだけのオリジナル
みなさん大切に持ち帰られました。
佐藤比南子さんのインスタレーション
8日から始まる個展のための設営が始まりました。
中庭にはシャラの樹を囲んだインスタレーションが。
タイトルは『包む』
圧縮した羊毛を何本もの紐で、上下左右いろいろな角度から引っ張り、巣の中のような、雲の真下にいるような不思議な空間になっています。
井藤さんの棚
DMで見て、どうしても実物が見たくなって…と、お客様たちがおっしゃる古材を使った棚。
最終日を残して、初日にお買い上げいただいたお客様の元へ、おさまって行くことになりました。
大きくもなく小さくもなく、ギャラリーの床の間に スッと立っていましたが、お別れです。
井藤昌志さんの個展が始まりました
今回は、古材を使った家具とオーバルボックス。
古材の黒い色に合わせて、オーバルボックスは白い色を…と、桐が中心です。
柔らかな桐の色で、和の雰囲気もあり、いつもとは少し違ったオーバルボックスです。
井藤昌志/木工 《箱をあけて》 家具とオーバルボックス
2008/10/4sat – 10/13mon
OPEN:11:00-18:00
8日定休日 作家在廊日4日 5日
名古屋のライフ・デコの正木さんの所で、朽ちているのに捨て難い板を見つけた。「どうしたのこれ」と聞いたら、「井藤さんが見つけて、これを使って台や家具をつくったのよ。」との返事。
井藤さんに現代の李朝の台や棚をつくってもらえたらという、私の勝手な熱情が今回の企画です。でも本人はガツンときっちりしたもののつくり手。どうなるか、箱をあけてのお楽しみ。待ち遠しい。
2008年 菜の花 店主 たかはしたいいち。