森岡由利子展 白磁
201610月15日.土 ―10月23日.日
作家在廊日 15日(土).16日(日)
OPEN 11:00ー18:00 定休日19日(水)
15日、16日は、奥村久美子さんが、由利子さんの白磁に秋の花を生けて下さいます。
16日には、会場内にて、フランスを拠点に活動するユニット『ky』のお二人に演奏していただきます。(14時~、16時~の2回)
こんな手紙が届きました。
近頃ますます、人よりも虫たちや鳥たちにつぶやいてい たり、しゃがんで野花を見つめていたりしている。念願だった山ン婆に近づいてきているのかも…。
今回は、そんなオババに大好きな若い友人たちが、花と音楽を寄せて下さる事に。気恥ずかしいけれど、嬉しい気持ちです。
先日訪ねた高野山の麓、天野では、亭主、森岡成好さんの窯焚き五日目だった。その後が由利子さんの窯焚きということだった。それが 今回の展示になります。若い人が、花を生けたいとか、音楽を聴かせたいとか言ってくれるのは、由利子さんの人柄や白磁に惹きつけられているからだと思います。そういう僕も、生活の中で由利子さんの白磁を使っているのです。
2016 年9月25日 店主 たかはしたいいち
森岡由利子(もりおか ゆりこ)
1955年 岩手県に生まれる
1978年 早池峯に登り、以来山登りをする
1982年 焼き〆、土器を経て、白磁制作を始める
韓国の窯場を訪れ、陶器作りの実際を学ぶ 現在まで国内外にて個展を開催
・花 奥村久美子(おくむら くみこ)
1973年 石川県生まれ 金沢工業大学建築学科卒
2003年 奥村設計室設立 古い佇まいが残る東山に暮らし、金澤町家の改修に携わる。
「いつも暮らしの中に庭の花、山の草花があった。改修が終わった町家に花をいける。現場から暮らしにつながり、場がひと呼吸するのを感じる。」
・演奏 Ky
パリ市コンセルバトワールJazz科同期の、仲野麻紀、ヤン・ピタールの二人によるユニット。2005年結成以来、musique voyage〜旅する音楽〜をテーマに、フランスを中心に様々なフィールドで活動。高野山では開創1200 年の予祝として、夢枕獏さんとの朗読コンサート、「空海の海」を、金剛峰寺にて行った。今回は、サティの楽曲や、即興を演奏予定。
白磁面取花生 山法師 常盤碇草 羅生門蔓